Do well by doing good.

Do well by doing good.とは?

“いいことをして世界と社会をよくしていこう”を合言葉に、持続可能な社会の実現を目指す活動(ブランド)です。
特に生産者と生活者がつながり、双方の「うれしさ」につながる世界の実現を目標としています。

ビジョン|私たちが目指すもの

「生産者と生活者をつなぐことで、
世界と社会をよりよくする」

サステナブルな社会の実現に向けた取組みは、生活者にとっては行動に移したい気持ちはあるものの具体的な参画方法が分からないことや、企業の取組みを知る機会や方法が限られていることなどが課題として挙げられます。

企業においても、具体的にどの様な内容のサステナビリティ活動をおこなうのかや、その活動の組成・実施方法並びに、活動を生活者に対して効果的に伝達する最適な方法が確立していないなどの課題を抱えています。

その様な課題対しDo well by doing good.では、「生活者が触れる商品・サービスを通じて、生産地に直接還元でき、誰にどの様なインパクトを与えているかを可視化して伝えることで、生産者と生活者をつなぐ」という考えの下、生産者の生活・労働・経済環境の改善や自然環境の保全に資する生産地での活動を実施し、それら活動を生活者へ分かりやすく伝達することで、企業と生活者双方を巻き込みながら、サステナブルな社会の実現に貢献してまいります。

社会課題と活動|
ココア・コーヒー・ナッツ

  • ココア

    カカオ豆の主な生産地としてガーナ、コートジボワール、エクアドルが挙げられます。これらの国では、農地拡大を目的とする森林伐採などによる環境破壊や、貧困に起因する労働者の人権や児童教育に関する課題、営農知識不足や資材不足による低い生産効率といった環境・社会課題が指摘されています。

  • コーヒー

    コーヒー豆の生産は、その多くを赤道付近の熱帯地域に位置する開発途上国の生産者が担っています。産地では、地球温暖化に伴う生産地域の減少や、不適切な排水処理による環境汚染、貧困に起因する労働者の人権や児童教育に関する課題、営農知識不足や資材不足による低い生産効率といった環境・社会課題が指摘されています。

  • アーモンド

    アーモンドの世界最大の産地であるアメリカでは、近年水不足が深刻な問題となっています。アーモンド1粒を生産する為に約4リットルの水が必要とされ、水不足に悩むカリフォルニア州では水資源の確保が課題の一つであると指摘されています。
    またアーモンドの受粉に欠かせない花粉媒介者であるミツバチが、農薬の過度な使用や気候変動などにより年々減少しており、アーモンド生産者にとって深刻な問題の一つとなっています。

  • カシューナッツ

    カシューナッツは東南アジアやアフリカなどの熱帯地域で育てられており、世界一の生産国であるアフリカのコートジボワールの基幹産業の一つです。アーモンド同様、カシューナッツの持続的な生産にはミツバチによる受粉が欠かせませんが、コートジボワールでは安全に養蜂に従事する為の道具や知識が確立されておらず、カシューナッツの生産に影響を及ぼしていると指摘されています。

活動内容を詳しく見る

Do well by doing good.が定める
サステナビリティ原料基準

Do well by doing good.調達基準
DWBDG ※
カカオ豆・ココアリカー
サステナブル認証ラベル(フェアトレード、レインフォレストアライアンスなどの第三者監査認証)の基準、またはそれに準じるサプライヤー認証基準(Olam社 AtSource※など)を満たし労働者の人権や環境保全に配慮しており、かつ、私たちの売上の一部を活用したサステナブルプロジェクトを通じて生産されたカカオ豆、および、そのカカオ豆を使用して製造したココアリカー。
DWBDG
ココアバター・
ココアパウダー
サステナブル認証ラベル(フェアトレード、レインフォレストアライアンスなどの第三者監査認証)の基準、またはそれに準じるサプライヤー認証基準(Olam社 AtSource※など)を満たす、または、私たちが生産者・生産地域を把握し同生産者・生産地域に於いて私たちの売上の一部を活用したサステナブルプロジェクトを通じて生産されたカカオ豆を原料として製造されたココアバター・ココアパウダー。
DWBDG
コーヒー豆
サステナブル認証ラベル(フェアトレード、レインフォレストアライアンスなどの第三者監査認証)の基準、またはそれに準じるサプライヤー認証基準(Olam社 AtSource※など)を満たし、労働者の人権や環境保全に配慮しているコーヒー豆。
DWBDG
アーモンド
Bee-Friendly認証ラベル基準又はそれに準ずる基準を満たす、または、私たちMCアグリアライアンス及びimperfectが調達する活動資金を活用したサステナブルプロジェクトが実施されるサプライヤーの自社農園で生産されたアーモンド。
DWBDG
カシューナッツ
生産者又は生産地域が特定されており、その生産者・地域において、私たちMCアグリアライアンス及びimperfectが調達する活動資金を活用したサステナブルプロジェクトを通じて生産されたカシューナッツ。

※DWBDG:Do well by doing good.を表す

※Olam社 AtSource:包括的なサステナビリティソリューションを提供するパートナーサプライヤーOlam社のデジタルプラットフォームです。
Olam社の現地調査員が、各農家・農園を巡り、調査を行い、調査結果を即時ポータブル端末に入力、各業界の社会課題に精通した専門家チームが、入手したデータを精査・分析、分析から得たインサイトを元に、課題を特定し、解決のための次のアクションを提言しています。当プラットフォームはサステナビリティへの高い貢献が認められ、2020年の“Reuters Responsible Supply Chain Award”を受賞しました。

資金の調達方法

MCアグリアライアンスとimperfectは主に以下の2つの事業・方法を通じて得た資金を生産地での活動資金に充当しています。

  • DWBDGの活動にご賛同いただけるパートナー企業様からのサポート
  • DWBDG原料を使用して製造したimperfect商品の販売事業

デジタルプラットフォームを
活用した継続的な改善

デジタルプラットフォームで一元管理 農家の生産活動を支援

Do well by doing good.活動はデジタルプラットフォームである「AtSource」を活用し、農家情報を収集→課題発見→分析→改善のプロセスを通じて、農家の生産活動を支援し、その進捗をプラットフォーム上で確認することができます。

本プラットフォームを通じ、農家一人ひとりのプロフィール、単収、CO₂排出量といった合計80以上の指数を把握し、特定分野にフォーカスした独自のサステナブルプロジェクトを組成・実行することで、農家の生活・労働・経済状況の改善や森林保全に資する活動に継続的に取り組むことができます。

Do well by doing good.パートナー

MCアグリアラインスはDo well by doing good.の考え方に共感しており、imperfectと協力してDo well by doing good.原料を広める活動を行っております。私たちの活動にご賛同いただけるパートナー企業様を募集しておりますので、パートナーへの参画にご興味のある企業様はお気軽にお問合せください。

お問合せはこちら

Do well by doing good.パートナーへの付帯サービス

原料のサステナビリティを
マーケティングへ

Do well by doing good.の理念にご賛同いただき、Do well by doing good.原料をお使いのパートナー企業は、以下の付帯サービスをご利用いただけます。

  1. 1

    産地支援活動の実施

    一部のDo well by doing good.原料に既存で実装されている取組み(例. カカオ豆:農業技術教育)に加え、貴社ニーズに応じた産地への直接支援活動を組成・実行いたします。

  2. 2

    消費者への情報発信

    サステナビリティへの関心が高い読者が集まるWebサイト(Do well by doing good.jp)にて、私たちと一緒に実施する産地での活動、貴社独自のサステナブルな取組みや、その取組みの背景にあるお考えなどを発信いたします。

  3. 3

    各種イベントへの参加

    MCアグリアライアンス、imperfectが主催するイベントなどにご参加いただき、生活者とのリアル接点をお持ちいただけます。