MCアグリアライアンスに入社したきっかけを教えてください
サプライヤーと共に成長できる環境を求めて
大学卒業後は、人を笑顔にする“お笑い”に魅力を感じて、芸人を目指していましたが、なかなか結果が出せず、20代後半に新たな道を模索することに。そのとき、アルバイト先のスーパーマーケットの店長から「社員として働かないか」と声をかけられたことが転機になりました。最初は店舗での接客や発注業務に携わり、その後、本社で輸入食品の審査業務や海外サプライヤーとの取引を担当していました。食品トレーディングの仕事に楽しさを感じつつも、商品の入れ替わりが激しく、せっかく築いたサプライヤーとの関係が途切れてしまうことが多々あり、サプライヤーと二人三脚で成長していける環境で働きたいと思うようになりました。
そのようなときに出会ったのが、MCアグリアライアンスでした。株主の一社であるOlam社の世界的な供給ネットワークの下でサプライヤーと長期的な関係を築けること、またMCアグリアライアンスが掲げるサステナビリティへの理念にも大きな魅力を感じ、入社を決意しました。

現在の業務内容を教えてください
Olam社との連携で実現する
品質へのこだわり
現在、スパイス事業部に所属していますが、主業務となっているのは乾燥玉ねぎの輸入で、主にOlam社と連携してアメリカやエジプトから原料を調達しています。乾燥玉ねぎは、オニオンスープやドレッシング、肉まんの具材など、さまざまな食品に使用されており、数量は毎年増え続けています。
当社のスパイスは、インド、ベトナム、中国、エジプト、アメリカから輸入しています。その中には、お客様と共同で現地での品質管理や配合にこだわり開発した商品も含まれます。特に、Olam社の高度な技術を活用し、海外で加工した後に国内で販売するプロセスは、コストメリットと品質を両立したビジネスモデルです。このモデルを実現できた商品には、会社としても、私個人としても強い思い入れがあります。
仕事のやりがいを教えてください
クレーム対応の先にある信頼関係の構築
「ピンチはチャンス」とよく言われますが、食品業界では、異物混入などのクレーム対応が避けられません。特に海外サプライヤーとのやり取りでは、時差や文化の違いから迅速な対応が難しいこともあります。しかし、こうした問題を解決し、お客様に納得していただければ、「よくやってくれる会社」という評価につながります。その結果、より深い信頼関係が築けたとき、大きなやりがいを感じます。
今後の目標を教えてください
笑顔の信頼関係で、
スパイス事業をさらに成長させる
私の目標は、スパイス事業を成長させ、社内外での存在感を高めていくことです。日本ではスパイスの使用割合はまだ低いのが現状ですが、料理のおいしさを広げてくれる無限の可能性を秘めていると考えています。
また、お客様やサプライヤーに好かれる営業であり続けることも目標としています。元芸人として、人を笑顔にしたいという思いは今も変わりません。お客様やサプライヤーとのコミュニケーションでは、ただ業務的なやり取りをするのではなく、ジョークを交えた会話を心がけています。

未来の仲間へのメッセージ
挑戦を楽しみ、成長を実感できる環境
MCアグリアライアンスは、海外出張や新しいプロジェクトへの挑戦など、一人ひとりに大きな裁量を与えてくれる会社です。私も昨年度、アメリカやエジプト、インド、ベトナム、中国などに海外出張をさせてもらい、お客様やサプライヤーとの関係を深める貴重な機会になりました。
規模はまだ小さいですが、それだけに皆の頑張りが確実に会社の成長に比例してくる職場だと実感しています。自分の手でビジネスを広げたいという気概を持つ方にとって、非常にやりがいのある環境だと思います。挑戦を楽しみながら、一緒に食品トレーディングの未来を切り拓いていきましょう!