INTERVIEW 02

輸入貿易実務は正確さとスピード。 営業サポートも大事なミッション

コーヒー事業部

M.S

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MCアグリアライアンスに入社したきっかけを教えてください

前職は、商社機能とメーカー機能を併せ持つ水産系の会社でした。家庭の事情で退職した後、改めて転職活動をする中で、コーヒーやナッツなど自分の好きな嗜好品を扱うMCアグリアライアンスに興味を持ち応募しました。時代が求める、サステナビリティに配慮した商品を扱っている点にも魅力を感じました。

現在の業務内容を教えてください

 生豆やインスタント商品といった、コーヒー製品の輸入貿易実務と国内販売受け渡し業務を担当しています。具体的には、まず営業担当が成約した内容に基づき、サンプルを取り寄せ検査に出します。品質に問題がなければサプライヤーに船積みを依頼。船積み・入港スケジュールを確認し、販売先に連絡します。港に荷物が無事に到着したら、通関など手続きを経てトラックを手配し、納入期限に間に合うよう販売先へ確実・安全に届けます。スケジュールの管理能力や、臨機応変に対応する力、そして作業の正確さとスピードが求められる仕事です。

最も苦労していることがあれば
教えてください

 私たちが普段飲んでいるコーヒーは、アジア、中南米、アフリカと世界各国からやって来ています。日本人の感覚を前提にサプライヤーと話を進めると、思わぬトラブルに遭遇することも。例えば、依頼したサンプルや書類がなかなか届かなかったり、当月に船積みを依頼したにもかかわらず2カ月後の作業になったり…。初めは驚きと焦りの連続でしたが、しかしそこは、 遅れることを前提に早めに動くとともに、何度も確認し催促する姿勢が大切だと学びました。
 輸入貿易実務も国内販売受け渡し業務も、私の仕事の中心は事務作業です。しかし、営業担当の指示通りに動くだけでなく、自ら積極的に行動を起こす姿勢が求められます。品質検査の結果や、船積み書類の不備、スケジュールの遅れなど、気付いたことはすぐに営業担当に相談・報告し、損失を回避できるようサポートします。

今後の目標を教えてください

 今後は、決算の取りまとめにも関わっていくなど、業務の幅を広げていくことが目標です。
 個人的な話ですが、小学2年生の子どもが、学校でサステナビリティについて学ぶ機会がありました。コーヒーの生産地には、教育格差や貧困などの問題を抱えている国が少なくありません。生産者の豊かさを実現することも私たちの重要なミッションの一つ。決して遠い国の話ではないことを伝えるとともに、子どもが視野を広げ、世界に関心を持つ機会になればいいなと願っています。これからも家族に誇れるように、業務に励んでいきたいと思います。

一緒に働く未来の仲間へ

 コーヒーは、豆の産地、品種、焙煎などによって、味や香りに様々なバリエーションが生まれます。仕事を通じて改めてコーヒーの奥深さに魅了され、ますますとりこになりました。今では、カフェでコーヒーを注文するときには、産地や焙煎方法、味わいや香りを確認するのが日常です。好きなことを仕事にしてよかったなと、改めて感じています。
 中途入社の私は、すぐに案件を任されてプレッシャーを感じたこともありました。しかしそれがいい意味での緊張感を生み、今ではやりがいへとつながっています。仕事は正確さとスピードを求められますが、何でも相談できサポートしてくれる環境が整っているので安心して働けます。